9月29日、日中国交正常化50周年を迎えました。

しかし、コロナ禍もあるとは言え祝賀ムードは全くなく、残念でなりませんでした。

1972年田中角栄首相と周恩来総理との交渉によりなされ、その際周恩来総理は「言必信、行必果（信を重んじ、言った事は必ず守り、実行する）」でなければならないと指摘し、田中首相も「信は万事の本」と返しました。

そうして50年、交戦なく今日まで来る事が出来たのは、互いに『信』があったからこそと思います。

「国の交わりは民の相親しむに在り。国民の深い友情は国家関係発展の源泉である。」

日中両国民は日中関係が重要であると広く認識しており、多くの人々は相手国の事を知りたいと思っています。

今後国際情勢がいかに変化しようとも、日中両国の平和・友好・協力と言う大きな方向性を決して変えてはなりません。

その為にも、現在コロナ禍で両国民の往来がほぼ止まっている現状を早期に改善し、渤海湾や太平洋を多くの両国民が行き来し、それにより、より多くの両国民が心の中に『信』を持つ事が出来れば未来は明るく、次の60周年は華やかかつ盛大なものとなる事でしょう。

我々もいつか社員旅行で中国の世界遺産巡りを行いたいものです。