6月9日付読売新聞オンラインの記事に、次のような内容が書かれていました。
要点をまとめると、
①スマホや加熱式たばこ等に使われるリチウム電池が、ごみ処理施設に運ばれ発火・発煙する事故が昨年度は全国で128件に上り、5年間で4倍に増えた事が分かった。
②リチウム電池の国内生産量は03年に7.6億個だったが、18年には12.9億個に増え、全電池の30%を占める。
③今年度も4~5月だけで全国で60件に達し、過去最悪のペース。施設が全焼して一部事業が撤退に追い込まれるケースもあった。
④ショートを防ぐための保護回路が内蔵されているが、一部で流通する粗悪品には保護回路がないものもある。
⑤リチウムイオン電池を処分する際は、家電量販店や市町村役場に設置された回収ボックスに出す必要がある。だが、不燃ごみやプラゴミとして捨てられるケースが後を絶たず、ごみ処理施設の他ゴミ回収車の中でさえ発火・発煙する事故も発生している。
我々は走行中や選別処理作業中に発火・発煙する高いリスクを背負って毎日仕事をしています。
人命に関わる重大事故とならぬよう、排出者の皆様にもルールとマナーを守っていただく事を願ってやみません。