廃棄物のリサイクル技術の研究をしています。
「廃棄物」といっても、当社が扱う廃棄物は食品や建設解体の廃材、金属類など多岐にわたっています。技術研究室では、それらを廃棄せずリサイクルするための技術を研究しています。
研究員の経歴は様々で、大学の専攻は農学や工学、バイオ系と多種多様ですが、廃棄物も多種多様なため、スタッフ全員の力を合わせて研究しています。大学で学んだ技術をベースに、持ち前の粘り強さで研究を重ねていきたいと思っています。
技術研究室には、自分で追究したいと希望したことには挑戦させてくれる風土があります。多くのセミナーや講演会に参加して学ぶことで知識を増やすことができています。
今までの研究の中で一番印象に残っているのは、半年間にわたって東北大学と共同研究をしたこと。期間中は大学に住み込み、実験に参加し、バイオディーゼルのリサイクル研究をしました。学生や先生方と一緒に技術研究をしたことで、自分の知識だけにとらわれない視野の広がりを実感しました。
そうした見識の広がりは仕事へのモチベーションにつながり、自分たちの頑張り次第で、会社はもちろんのこと業界も伸ばすことができると思っています。自分の研究成果が今後、会社の事業や社会に貢献できるような技術開発につながればうれしいです。
技術研究室には「自由」な風土があり、想いがあれば幅広く学べ、スキルを磨ける部署です。
今は実験室の中で行う基礎研究がメインですが、今後はもっと外に出て応用研究をし、将来的には皆さんが廃棄物と思っているようなものが全てリサイクルできる、全て資源にできる、そんな社会を目指していきたいと思います。
身近なところでは、当社があまり積極的ではなかった装置作りにも取り組み、いずれは装置の販売ができる形にまでもっていきたいと思っています。