直富商事株式会社

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2017.06.05社長ブログ

2017年6月

当社社員の皆さんが結婚する際、ほとんどの方が結婚式に呼んでくれるので嬉しい限りで社長冥利に尽きます。

その社員の皆さんの結婚式の挨拶時、必ず読むのが吉野弘さんの「祝婚歌(しゅくこんか)」です。


『祝婚歌』  吉野弘

「二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派過ぎないほうがいい

立派過ぎることは

長持ちしないことだと

気づいているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても

非難できる資格が自分にあったかどうか

後で疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは

少し控えめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気づいているほうがいい

立派でありたいとか

正しくありたいとかいう

無理な緊張には色目を使わず

ゆったり 豊かに

光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら

生きていることの懐かしさに

ふと胸が熱くなる

そんな日があってもいい

そしてなぜ

胸が熱くなるのか

黙っていても二人には

わかるのであって欲しい」

この大好きな祝婚歌を読ませていただきながら、いつも「今の自分はどうか?」自問自答を繰り返し、反省する私でした。

井出君、結婚おめでとう!

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