今朝出勤途中、車中のFM長野から『フラッシュダンス~ホワット・ア・フイーリング』の曲が流れてきました♪
思い出の曲です。
躍り上がりたいような晴れ晴れとした気持ちになりました。
出社してそんな話をしたら、なんと社内にこの音楽に関わっていた同僚の女性社員がいたのです。
なんと言うことか!話が弾んで、ますます気持ちの良い朝になりました。
今から30年以上前、東京の出張帰りに最終「あさま」に乗り遅れて、夜遅くの福井行きの夜行急行「越前」に乗るため、時間つぶしに上野駅近くの映画館に入りました。
その時にこの曲とめぐり合ったのです。
あの時の音楽の迫力は、今でも強烈に印象に残っています。
あのような大迫力をなんとか出せないものか、今の今までオーディオシステム作りに挑戦してきましたが、ついに適うことはありませんでした。
私のオーディオ遍歴は中学時代、近所の電気屋のHiFiステレオの音に足が止まってしばらく動けなくなったことに始まります。
実家からの仕送りをごまかして、大阪日本橋の電気店でトリオのステレオアンプを買って、嵐山・渡月橋の下の川原を背負って下宿先まで持っていったことを思い出します。
それからコツコツ貯めて、今はマルチチャンネル:4ウエイのシステムを作りました。
なんの為にもならない趣味、ただヤカマシイ音が出る物を何の文句も言わず許してくれた女房の理解に感謝します。
ただただ感謝・感謝です。
システムは低音・中低音・中音・高音の周波数を電気的に切って、それを専用のパワーアンプでそれぞれのスピーカを直接鳴らす方式です。
音を出すのにCDプレイヤーを含めると7台のアンプが必要です。
究極ここにたどり着きました。
しかしなんと言うことでしょう。
時代の流れは恐ろしいものです。
畳一畳もあるような大型スピーカは店頭から全く姿を消してしまいました。
全く小型化してしまいました。
ゆったりとしたスケール感が無くなってしまった様な気がします。
私も良い歳になりました。
しかし良い音を聴きたいと言う意欲だけは今も変わりません。
でも歳を喰って、超高音域はもう聞こえなくなっているのかな?低音も聞こえなくなっているのかな?
年齢を考えると後何年まともに聴けるかわかりません。
今夜もまた、ヴァイオリンの高音に涙を流します。.:*・゚゚・*
ヴァイオリンの高音は、私の意志に関係なく私の涙腺を緩めます。
ピアノの高音はピシ・ピシと私の頭の中を駆け巡り、私の胸を躍らせます。
音を聴いて心安らぎ、心落ち着く・・・。
こんな日々を送れることに感謝します。
コンプライアンス室 福島(♂)